【開催報告】「札幌エルプラザ公共4施設20周年記念イベント ~〇(えん)でつながる 対話でひろがる未来~」

いつも札幌エルプラザ公共4施設をご利用いただきありがとうございます。
去る2月10日(土)、開設20周年を記念し、「札幌エルプラザ公共4施設20周年記念イベント~〇(えん)でつながる 対話でひろがる未来~」を実施いたしました。
札幌における市民活動の拠点であり続けられるよう、これからのエルプラザは、分野を横断し、所属や属性の垣根を超えたつながりを創出することのできる施設を目指していきたい―そんな想いを込めて企画したイベントです。

第1部は、3名のゲストスピーカーにご登壇いただき、「他分野との対話の必要性」×「対話の結果生まれたコト」をテーマに、ご自身の経験をもとにそれぞれの現場で感じる対話の必要性・重要性をお話しいただきました。1対1ではなく、その周りにいる人の存在にも目を向けながら対話をしている中谷さん、L(listen)、O(open)、V(voice)、E(enjoy)を大切に対話されている西本さん、「気候変動」というテーマを軸にその周りを取り囲むジェンダーや教育などの様々なプレイヤーと、対話を通して向き合ってきた有坂さん。それぞれのお話は、参加者の皆さんの心にも響いていたようです。


第2部は、1部のお話を胸にとどめながら参加者同士で実際に対話をしていただきました。面白法人カヤックの柴田史郎さんをファシリテーターにお招きし、1ターン目は第1部の感想を、2ターン目では「私たちのまち『札幌』を、より良くする」をテーマにSOUNDカードというツールを使って対話を行いました。普段あまり交わることのない人との出会いが生まれたり、新たな価値観に触れる機会となりました。
※SOUNDカードについてはコチラ→https://www.soundmethod.jp/

アンケートの中でいただいたご感想をいくつかご紹介します。
◇どうやったらつながるかを互いに意欲的に考えられたのが楽しかったです。
◇皆さんがそれぞれ目指すものがあり、そのトークの中に共通することを見つけて心を通わすことができました!
◇立場は違っても、大事にしたい思いは共通でした。
◇(ある課題について)当事者や支援者から話を聞いてはじめて課題と気づくこともあり、視野が広がったと思う。
…このほかにも今後のさっぽろの街の発展を思い描かせるご感想をたくさんいただいています。このイベントが参加者の皆さんにとって、ご自身の活動やお仕事につながる何かを見出す時間となっていれば、担当者一同嬉しい限りです。

ご協力いただいた中谷さん、西本さん、有坂さん、柴田さん、そして当日足を運んでいただき、さっぽろのことを考えてくださった参加者の皆さん、ありがとうございました。

このご縁がずっと続きますように。


日時:令和6年2月10日(土)13:30~17:30
場所:札幌市男女共同参画センター3階 ホール
対象:札幌市内に居住、通勤・通学する方
定員:100名(申込制/先着順)
参加費:無料
お問い合わせ
電話(011-728-1255)またはメール(jigyou@danjyo.sl-plaza.jp)よりお願いいたします。

プログラム
(1)テーマトーク「他分野との対話の必要性」×「対話の結果生まれたコト」
・有坂 美紀さん(Co.DESIGN代表、RCE北海道道央圏協議会事務局長)
・西本 香奈江さん(NPO法人 麻生キッチンりあん理事長)
・中谷 衣里さん(NPO法人北海道レインボー・リソースセンターL-Port代表理事)

(2)対話
「私たちのまち『札幌』を、より良くする」をトークテーマに設定し、
参加者がグループごとに、SOUNDカードというツールを使って意見交換を行います。
ファシリテーター:柴田 史郎さん(面白法人カヤック)

※お申込期間は終了いたしました。