勤医協札幌病院、産婦人科副科長の長島さんを講師にお招きし、働く女性が抱える女性特有の健康問題について、基礎知識や対処法、働く環境をどのように整えるかなど、豊かに働きつづけるための自分自身ができること、そして企業としての取り組むべき意識変革の必要性について講演いただきました。
長島さんから職場への提言として、
・男性にも女性の月経による不調や更年期障害について知っておいてもらいたい。
(男性が「そんなの気が付かなかった」と言うのは、女性が不調を一生懸命表に出さないようにしているから。)
・老若男女関係なく生きていると不調があるのが当たり前。普段からいろいろなことを話せる、相談しやすい風土作りが大切。
・女性の体は冷えが良くないので、冷える環境を避ける。
・体調が悪い時、体を横にできるスペースがあるとよい。という点が挙げられました。
最後に、女性には「(体調に) 揺れ」があることを互いに分かり合って、男性も女性も共に活躍することの大切さを伝えられていたのが印象的でした。
当日参加できなかった方 もう一回じっくりと見たい!という方、ただいまオンデマンド動画配信中です。
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札幌で働き、札幌で暮らすあなたと一緒に。
ジェンダー平等とダイバーシティの実現にむけ、未来を変えたいあなたのために、急速に変化する時代に対応するスキルを身につけるための様々なプラグラムを実施します。
第2回は、講師に勤医協札幌病院産婦人科医師 長島 香さんをお迎えして、働く女性が抱える月経や月経前症候群等、そして更年期への理解を深め、働き続けるための環境づくりのヒントを考えます。
- 【セミナー詳細】
- 日時: 10/8(水) 13:30~15:00
- 会場:札幌エルプラザ 2階 会議室3・4 (札幌市北区北8条西3丁目)
- 対象:管理職、人事担当者、従業員 / 定員25名
- 参加費:無料
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【講師】長島 香さん ( 勤医協札幌病院 産婦人科副科長 )
高知県出身。1987年徳島大学卒業。高知の病院で外科医として勤務し1996年北海道に移住し北海道勤医協就職する。1999年から産婦人科に転科して現在に至る。女性の人権や健康に関わることがライフワーク。診療の合間に中学校・高校での性教育の講演活動を行っている。